2015年末時点で中国の4Gユーザー数は3.86億人に

工信部の発表によると中国の4Gユーザー数は2015年末時点で3億8625.5万になり、携帯電話の総ユーザー数は13.06億なので、4Gユーザー率は29.6%になったとのこと。

中国の4Gサービス開始は2013年12月18日で、2015年1月に1億を突破したと発表されたので、2014年に比べ2015年は4Gの普及が加速した、といえそうです。それは下の図からもわかります。

2014年と比較して2015年は緑のグラフである4G純増数が3倍強になっていますし、3Gユーザーは純減、という結果になっています。紫の折れ線は2Gユーザーの比率を表しているのですが、年々減少していってるとはいえ、2015年末でもまだ39.9%も占めているようです。

また、データ通信は短信(SMS)などを含めた1年間の総量は41.87億GB(昨年比103%増)になり、ユーザー1人あたり月平均389.3MBの通信を行っているそうです。なお、短信(SMS)などを含めないインターネット接続では37.59億GB(昨年比109.9%増)の通信料で、全体通信量の89.8%を占めているとのことです。

最新のCNNICのレポートによると、中国のモバイルインターネットユーザー数は6億1981万人になったということですし、今年も4Gユーザーは増え続け、2016年末には4Gユーザー率も50%を超えているかもしれませんね。


情報元 => TechWeb