中国郵政が中国配車サービス最大手の『滴滴』に投資 将来は双方の強みを生かした新ビジネスも
8月1日に、中国ウーバーを買収し中国における配車市場での基盤を更に確固たるものにした『滴滴』。
今度は中国(CHINA POST)と戦略的に協業して息、同社から投資を受けることが判明しました。両者の関係者は双方のリソースや強みを生かし、より良質で便利なサービスを提供していくとしていますが、ある地域からある地域まで移動を予定しているドライバーに中国郵政が預かった荷物を運んでもらい、人件費や配送費を安くしていく、などということも今後起こりえるのでしょうか?
滴滴は現在3億人超の登録ユーザー、1500万超のドライバーなどを抱え、1日あたり平均1,600万回のやり取りが行われているそうです。
滴滴出行はもともとテンセントが投資していた滴滴打车とアリババが投資していた快的打车が合併し、更に先にお話ししたUber中国は百度(Baidu)が投資を行っていたため、結果として中国インターネットの雄「BAT」が全て投資に絡んだ形になっていましたが、今回の政府系からの投資で更に独占的な中国配車アプリ市場もしくはそこから発展させた市場、サービスでますます存在感を増していきそうです。
情報元 => 新浪科技、中国郵政ホームページ