習慣の違い

国も変われば習慣も変わるのは当たり前と言えば、当たり前の話しですが、私自身が中国、上海に来て、えっ?と始めは戸惑ったことを今日は書きたいと思います。

●信号待ち
横断歩道を渡る際、日本では基本的に”赤信号は止まれ、青信号は進め”と教えられ、殆どの方がこれを守られていると思います。ただ、こちらでは、”車(対向物)が来ている時は止まれ、来てない時は渡れ”と言う人が多いです。
これは大通りなどでは特に目立ちます。これは、車の交通量が多い、進行方向の信号は非常に長く、その道を渡りきる信号は非常に短いと言うのが最大の原因と思いますが、よく、片方側の車(対向物)が来ないので、半分まで渡り、半分の地点で青になるのを待っている人を見かけます。
●車優先
日本では、車と交錯しそうになった場合、基本的には”歩行者優先”なので、車の方が止まってくれますが、上海ではそれはありません。日本の感覚で”止まってくれるだろう”と考えていたら、思わぬ事故を引き起こしますので、気をつけた方が良いです。また、中国は車は右車線で走りますが、これに起因して、よほど大きな交差点でもない限り、前の信号の青赤に限らず、右折してきますので、そちらにも注意を払わないといけません。
●トイレ
シモの話しになり恐縮ですが、トイレの習慣について。大の方をする際、日本では意識しなかったのですが、中国の一般家庭に流れる、トイレの水の量は日本と比べると少ないようです。従って、トイレットペーパーを多く使い、そのまま流すと、よく詰まります...私自身、自宅でひどい目に何回か遭いました(^^;)習慣として便座の横に、ゴミ箱を置いておき、そちらに捨て、定期的にゴミに出す、と言うのが適切なようです。
また、外出中、日本ほど気軽に入れるトイレがあまりありません。公衆トイレがたまにありますし、外資系を中心とした飲食店には増えていますが、まだまだ正直、足りません。地下鉄の駅などにもトイレがないことが多いです。
●自販機
タバコを買いたい、ジュースを買いたい、などの時、日本ではよく自販機を利用していましたが、空港を除いて、上海では見かけたことがありません。(私の見た限りですが、中国の他の地域でも)
コンビニが増えているので、不便とまではいかないですが、レジが混んでいる時などは、気軽に買える自販機があればいいのにな、などと思います。その代わりというわけではないでしょうが、非常にタバコ屋さんは多いです。私はだいたい決まったところで、タバコを買うので、最近は店員さんに覚えられ、私が入ると”一条?(1カートン?)”と話しかけてくるようになりました(^^;)イントネーションの変な中国語を話す人、と言うことで覚えがめでたいのでしょう(^^;)
●ウーロン茶
先のジュースの話しにも関連しますが、私はウーロン茶をよく飲むのですが、基本、中国のウーロン茶を始め、お茶類をペットボトルで買うと、中に”砂糖”が入っています。他の地域でしたが、初めて中国に来た時は本当に面食らいました(^^;)
でも、今ではすっかり慣れてしまい、一番のお気に入りは、”三得利(サントリー)”の低糖ウーロン茶です。

まだまだ、ありそうですが今日はこの辺で。

私自身、上に列挙したことは、どちらの習慣が正しいのかは言及しません。それは、個々が感じれば良いことですし、私自身は、”郷に入れば郷に従え”と思います。