上海の交通事情(タクシー)

上海に来て、と言うより以前出張で別の地域に行った時も、思いましたが、日本とは交通事情が車も、自転車も歩行者も様々に違います。

まず、車ですが、上海は特にかもしれませんが非常に多いです。通勤に車を使う人も多く、朝、夕の通勤時間帯は特に混みます。なので、お客さんとアポがあり、現地の人に”そこなら20分くらいで行けるよ”と言われたら、10分程度(場合によっては20分程度)プラスして考慮し、出かけるのが懸命かと思います。日本人の習慣かもしれませんが、仕事などの際に、時間に遅れると言うのはまずいですもんね。
また、タクシーが安い(初乗り11元≒165円)ので、利用者も多いらしく、これまた朝夕は特に、つかまりづらいです。タクシーで行く場合は、タクシーを捕まえる時間、と言うのも考慮しないといけないかもしれません。(一概に何分とは言えないので歯がゆいのですが)
ちなみに、タクシー料金の目安は、私はざっくりですが、「1分=1〜1.5元」くらいで考えています。なので、乗車時間が30分であれば30〜45元くらいとなるでしょうか。(まあ、あくまで目安ですが)

また、タクシーに乗る際、行き先を告げるのは、だいたい下記2通りになります。

・『○○路』と『××路』の交差するところ(=> ○○路和××路交差处 )
・『建物名称』+『△△路』

これは、道路の名称を頼りに場所を特定している習慣から来るものでしょう。特に、遠くに行く際は、『□□区の』と区も目安として告げるようにすれば、なおスムーズかもしれません。
また、上海のタクシーはGPSを搭載していません。(少なくとも私が乗ったタクシーの話しです)なので、”住所”を覚えて、運転手に告げるというのは、時には良いかもしれませんが、少なくとも私はそれだけで伝わったことがありません。やはり、「○○路と××路の交差するところ」と目安を言うのがベストかと。

長くなってしまったので、続きは次回にでも。